第14回 全国高校生 環境論文TUESカップ
公立鳥取環境大学では、日本全国の高校生が地球環境問題を考え、将来の環境保全及び環境問題解決の担い手となるきっかけづくりを目的として、毎年「全国高校生環境論文TUESカップ」を開催しています。
14回目となる本年度は、「実験・観察系」、「社会活動系」、「主張系」の3つのカテゴリー別に公募を行い、全国21都道府県、計31校から多数の応募をいただきました。
これらの中から4点の受賞作品を選出し、鳥取市内(白兎会館)で入賞論文の発表会と表彰式を行いました。

 

 
受賞者との記念撮影  発表の様子

 

環境大賞
  【環境大賞】愛知教育大学附属高等学校 米津 勇輝(よねづ ゆうき)さん
題名「良好な河川環境と河床の有機物量との関係に関する考察

生物が生息しやすい理想の河川について仮説を立て、検証を行いました。実験結果より、有機物が必要以上に多い河床では微生物の活性が抑制され河川水中の溶存酸素が少なくなることが実証されました。「今回の実験で分析できなかった点は、大学に進学後も引き続き研究したい」と抱負を述べました。

鳥取県知事賞
  【鳥取県知事賞】神奈川県立中央農業高等学校 佐々木 真彩(ささき まあや)さん
題名「地域未利用資源から始まる循環型畜産」

食糧問題や廃棄物処理問題を学んだことをきっかけに、地元由来の資源を用いた飼料を開発し、その飼料からオリジナルブランド豚肉の開発に成功しました。「資源循環型飼料が当たり前に活用される循環型畜産、そしてそれらを支える循環型社会をめざし、これからも研究・実践に励んでいきたい」と語ってくれました。

鳥取市長賞
  【鳥取市長賞】岐阜県立岐阜農林高等学校 東山 奈由(ひがしやま なゆ)さん
題名「地域と目指す、人と川をつなぐ「かわまちづくり」」

日本一住みやすい、人と自然にやさしいかわまちづくりに貢献するため、モニタリング調査や地域の人たちへ情報発信、河川公園を地域や行政と協働で環境学習会のフィールドとして活用するなど様々な取り組みを行いました。「これからも人と川を繋ぎ、人と自然にやさしい日本一の河川公園都市を地域と共に目指します」と抱負を語ってくれました。

新日本海新聞社賞
  【新日本海新聞社賞】岐阜県立大垣養老高等学校 食品科学科 湧く湧く班 五十川 祐一郎(いかがわ ゆういちろう)さん、井口 裕喜(いぐち ゆき)さん、上嶋 みなみ(じょうじま みなみ)さん※代表で五十川さんが発表しました。
題名「商品開発で環境啓発」

養老町の固有資源である、「菊水泉」を若い世代に意識してもらう活動として、「菊水泉」を仕込み水にした養老湧水醤油の醸造や製造中止となった地サイダーである「養老サイダー」を復興させるための試作に取り組みました。これらの商品開発を湧水の保全活動や地元の小中学生の環境啓発に繋げています。


 

発表に引き続き、受賞者へ、今井正和 副学長、鳥取県生活環境部 太田裕司 次長、鳥取市環境下水道部 平井圭介 次長、新日本海新聞社 長曽本明 執行役員 編集制作局長から、賞状・副賞が贈られ、講評を頂きました。

表彰の様子
表彰の様子

 

また、表彰式当日は、本学の学生も参加し、吉永郁生教授のゼミ生の環境学部4年の井上 嵩規さんが、自身が取り組んでいる研究について紹介するとともに、はちゅうるいカフェや図書館で爬虫類の企画展示など行っている環境学部3年の渡邉 兆さんから、本学での学生生活の様子など、受賞者へメッセージを贈りました。受賞者の皆さんは、興味深く聞き入っていました。

学生発表の様子 学生発表の様子
学生発表の様子 学生発表の様子

 

第14回報告書

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第14回報告書(PDFファイル/ 3.76MB)


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