第15回 全国高校生 環境論文TUESカップ
公立鳥取環境大学では、日本全国の高校生が地球環境問題を考え、将来の環境保全及び環境問題解決の担い手となるきっかけづくりを目的として、毎年「全国高校生環境論文TUESカップ」を開催しています。 15回目となる本年度は、昨年度に引き続き「実験・観察系」、「社会活動系」、「主張系」の3つのカテゴリー別に公募を行い、全国14都道府県、計19校から応募をいただきました。 これらの中から4点の受賞作品を選出し、11月3日(土)に鳥取市内(鳥取ワシントンホテルプラザ)で入賞論文の発表会と表彰式を行いました。

 

 
受賞者との記念撮影  発表の様子

 

鳥取県知事賞
  【鳥取県知事賞】
栃木県立栃木農業高等学校 新村 朝陽(にいむら あさひ)さん
題名「ライフスタイルの回顧と地域の力」

自分たちでも達成可能なSDGsを掲げ、処分される土砂廃棄物を資源化し、新型土のうに利用することで構造体に変える研究に取り組みました。行政や企業、地域住民と共に様々な活動をすることで「『少し不便だけど誰一人取り残さない』時代に立ち返り、地域コミュニティや他者との協働からSDGsの17の目標を捉えるべきだ」と自分の考えを述べました。

鳥取市長賞
  【鳥取市長賞】
北海道美幌高等学校 伊藤 里久旺(いとう りくおう)さん
題名「美幌の環境改善に向けた新しい挑戦」

在来種を守るために駆除をしている外来種のウチダザリガニを、有機発酵肥料にして野菜を育成し、その収量調査を行いました。また、中学生と一緒に駆除活動や生態調査、子ども達への環境学習会を行うことで地元の小中学生への環境啓発に繋げています。「これからも調査や活動の普及啓蒙活動に励んでいきたい」と語ってくれました。

新日本海新聞社賞
  【新日本海新聞社賞】
静岡県立磐田西高等学校 科学部 神谷 祐翔(かみや ひろと)さん、鈴木 良輔(すずき りょうすけ)さん、神谷 花(かみや はな)さん
※代表で神谷祐翔さんが発表しました。
題名「磐田市の津波浸水予測は適切か~塩分濃度と歴史から検証する~」
河川の塩分濃度と歴史から、磐田市の津波浸水予測が適切であるのか検証 しました。月に二回ある大潮の日に、一日の中の満潮時に合わせ採水器を用いて川底の水を採取し塩分濃度を測定。その結果から、「1000年に一度あたりの地震においては磐田市の津波被害予想図とは大きく異なる」と自分の考えを述べました。

特別賞
  【特別賞】
岐阜県立大垣養老高等学校 日比 美月(ひび みづき)さん
題名「分離酵母で人と地域を結ぶ」

水が酒になった伝説のある「養老の滝」と湧水「菊水泉」。その伝説を再現する実験に挑戦しました。実験をとおして地域の様々な人と触れ合うなかで、地元の環境を若い世代に知ってもらうだけではなく、地元の人たちと一緒に町の良さを考え、その魅力を発信したいと考えました。今後も「沢山の人を巻き込む活動をすることで、環境を守っていきたい」と抱負を述べてくれました。


 

発表に引き続き、受賞者へ、江﨑信芳 学長、鳥取県生活環境部 住田剛彦 次長、鳥取市環境下水道部 平井圭介 環境局長 兼 生活環境課長、新日本海新聞社 森原昌人 執行役員 論説委員長から、賞状・副賞が贈られ、講評を頂きました。

表彰の様子
表彰の様子
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