2012年度から2015年度入学生

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学部基礎科目

自然環境保全概論 <シラバス PDF:1.5 MB>
自然生態系は、動物、植物などが構成する生物環境と、水、土壌、大気などが構成する非生物環境が互い作用し合い、その中を物質が循環しながら成り立っています。授業では生物環境、非生物環境それぞれの構造や両者の相互作用、そしてそれらが健全な状態を保つために必要な対策などを具体例も交えながら考えていきます。
環境マネジメント概論 <シラバス PDF:1.2 MB>
「環境マネジメント」は、環境問題が人類の将来に渡る福祉・安寧を脅かすものとして認識され始めた頃に生まれ、この50年ほどの間に発展してきた概念であり、学問分野である。ただし、その適用対象や手法は様々であり、統一した定義があるわけではない。一般には「持続可能な発展」を前提にしながら、短期~長期的な、かつローカル~グローバルな視点を持って、環境問題に対処(アプローチ)しようとするものである。また、学際的な領域でもあり、問題の解決に向けては自然科学、社会科学から政策・計画立案に関わるまで幅広い手法、学問分野が関わる。 この講義では、環境マネジメントについて、その理論や原則、鍵となる概念などの基礎を学んだ上で、具体的な環境問題を事例にしながら、問題発生のメカニズムや影響の様態などについて考えたい。また、それらを含めた様々な具体的な事例に即して、環境マネジメントのあり方やアプローチの方法を考え、学びたい。
循環型社会形成概論 <シラバス PDF:2.1 MB>
環境問題に関する日本や世界の取り組みの経緯を通じて、産業公害から地球環境問題への変遷について学び、「持続可能な開発」と「循環型社会」の概念について理解する。また、循環型社会形成コースの各ゼミで行われている、大気、水質、廃棄物、化学物質、エネルギー、バイオマス、地球温暖化などの様々な課題に関する研究テーマの内容やその取り組み方法の事例を学ぶことにより、問題解決に向けての手法や技術について理解する。
居住環境概論 <シラバス PDF:874 KB>
人間環境プログラムは「人間と環境」の係わりをローカルかつグローバルに考究することを目的としています。生物学・心理学の古典的定義に従うならば、「環境」とは主体の認知する生活世界の全体をさします。ですから、人間にとっての「環境」とは人間の認知する生活世界の全体と定義できます。本講義では、地域・景観・都市・住まい(建築)・情報・文化などの諸相から人間の生活世界に係わる諸問題を講じます。
環境学のための数学基礎 <シラバス PDF:1.6 MB>
講義を2つの期間に分け、それぞれの目標に必要な微分積分学の計算能力を身につけることを目指す。第1期はミクロ経済学における限界解析の理解を目標とし、そのための関数および微分計算を学ぶ。第2期は人口増加の仕方を表現するマルサスの成長モデルやロジスティック方程式の理解を目標とし、そのための積分の計算を学ぶ。この講義では数多くの問題を解き、数学に慣れ親しむ機会を持つ。学習活動を通して、自立的に行う力を養うことを目指す。
環境法概論 <シラバス PDF:1.2 MB>
環境政策の基本的枠組みを構成している環境法の体系、目標、概要等について、基本的理解を得ることを目的とする。
環境情報学概論 <シラバス PDF:2 MB>
人間社会システムはモノやエネルギーの代謝を基盤として成立している。産業革命以降の近代化は、この代謝を著しくゆがめ「地球環境システム」に回復不可能な重大事態を迎えつつある。地球環境システムと持続共存する工学的手法や「グリーンIT」(地球に優しいIT)の開発・構築が求められている。本授業では、製品およびサービスのライフサイクルで誘発される環境負荷を定量化するライフサイクルアセスメント(LCA)、環境保護面から見たインターネットの効用などを学んで、システム分析・評価能力の向上を図る。
化学概論 <シラバス PDF:978 KB>
ニュースなどの身近な例を題材に、化学に対する興味を喚起するとともに、私たちの暮らしの回りや環境における化学の役割を理解するための基礎について学ぶ。物質のなりたちや、化学反応の法則性について学習する。
物理学概論<シラバス PDF:1.6 MB>
自然界は「変化を嫌う」,「エントロピー増大」というような大法則に支配されており,唯一の例外が生命活動です.これら自然界の基本原理を,物理法則の数式的処理を駆使して解き明かします.また,アクティブ・ラーニングの手法を取り入れ,予習に基づき,学生同士,班ごとに考え方や解き方を教え合います.
生物学概論 <シラバス PDF:1.1 MB>
生物の基本特性である「エネルギーの獲得」や「捕食者からの防御」が、個体レベルや細胞レベルでどのように行われているかを、進化的適応という視点を基盤に置いて解説し、それを通して、生物の生命活動に関する理解を深める。
植物学概論 <シラバス PDF:1.9 MB>
普段はほとんど意識しないかもしれないが,私たちの身のまわりには多種多様な植物が生育している。これらの植物は生態系の基盤を形成するものであり,人間はもちろん全ての生物は植物なしでは生きていくことができない。
本講義では,環境を理解するために必要な植物の形態や分類,また植物生態学の基礎について解説する。さらに植物と動物の相互作用についても解説し,幅広い視点から植物と環境の関係を考察する。
地学概論 <シラバス PDF:837 KB>
地球内部~表層でみられる諸現象を地球システムの観点から概観する.本講義により,プレート境界に位置するという日本列島の特徴を認識し,それが火山災害,地震災害,津波災害などの自然災害と深く関係することを理解する.
環境物理学 <シラバス PDF:1.4 MB>
環境学を学習する上で必要となる物理学を基礎的な内容から講述する。主に、ニュートン力学、波動論などを高等学校レベルから復習しつつ、大学生として知っておくべき程度の内容にも触れる。物理学の理解に不可欠となる数学の内容についても適宜解説する。取り上げる主な項目は以下の通りである。
(1)物体の運動、(2)力とつり合い、(3)運動の法則、(4)エネルギー、(5)物体の振動
化学実験 <シラバス PDF:1.1 MB>
化学実験を安全に行うための基本的な注意事項を確認した上で、実験計画法、実験器具や試薬の適切な取り扱い方、秤量、滴定などの基礎的な化学実験法、化学の基本的な概念や原理・法則を、コンピュータを活用しながら効果的に学習する。各回の実験内容をレポートにまとめて提出することにより、実験計画から報告まで一連の作業を包括的に習得する。
生物学実験 <シラバス PDF:1.7 MB>
植物、原核動物、土壌バクテリア、菌類といった生物を対象として、顕微鏡を使った細胞観察、フェロモンによる動物行動の調査、土壌バクテリアと菌類の分離・培養と機能調査に加え、DNAを使った分子生物学実験を学ぶ。本講義は教員3名によるオムニバスで行う。
地学実験 <シラバス PDF:1.1 MB>
【地質学的実験】
地殻を構成する岩石・鉱物や化石などの実物標本に触れ,肉眼観察や顕微鏡観察によりそれらの分類を体験する.さらに,野外において岩石や地層の産状を観察・記録するとともにルートマップの作成を行う.
【気象学的実験】
実践的なフィールドワークを通して気象観測に関する測定機器の原理や使用方法,観測データの処理方法などについて習得する.また,実験では天気図の作成などを実施し,気象予報の意義と役割についても考えていく.
環境物理学実験 <シラバス PDF:1.9 MB>
この科目では、物理学入門、物理学概論および環境物理学の内容をふまえ、環境学を学習する上で必要となる物理現象を体験するための実験手法を習得し、かつ実験に慣れることを目指す。実験内容および実験方法の理解、実験記録の取り方や結果の取り扱い、レポートの適切な書き方など、科学的な能力を涵養させる。
環境学フィールド演習 <シラバス PDF:998 KB>
環境学部で学ぶことになる幅広い専門知識の全体像を、フィールド演習という形で、体験を通して理解することを目的とした科目。したがって、自然環境保全プログラム、循環型社会形成プログラム、人間環境プログラムそれぞれの領域で、主要なテーマをバランスよく取上げて、順次学習していく。

自然環境保全プログラム科目

気象学概論 <シラバス PDF:1.7 MB>
本講義は,気象学の入門授業である.講義で得られた知識は,卒業研究に関連する授業ならびに将来の就職や研究活動に生かせるようになってもらいたい.講義では,日本における気象災害および諸現象のメカニズムについて解説する.また,後半では気象情報の活用方法から気象学と他分野の関連についても学習する.
大気保全学 <シラバス PDF:1 MB>
地球規模からローカルスケールの大気運動について気象学概論よりも一歩踏み込んだ講義をおこなう.特に,局地循環,大気汚染については詳しく概説する.また,近年増加している熱中症など,大気環境が密接に関わっている熱ストレス・寒冷ストレスなどの生気象学の分野についても学ぶ.
地球科学概論 <シラバス PDF:1.6 MB>
地球環境は様々な時空間スケールで変動・進化し続けている.この変動・進化をもたらす要因としては,気候,海洋,雪氷,生物,火山,地殻変動などである.本講義は,この自然的要因によって引き起こされる変動・進化に着目し,地球の成り立ちから現在に至るまでの地球科学の基本的変遷を幅広く学ぶ.そのうえで,我々の生活に欠かすことのできない水について地球規模の循環から理解する.
地形・地質学 <シラバス PDF:813 KB>
地球誕生から現在までに生じた地球システムの大きな変革や環境変動を概観し、生命と地球環境の相互作用を考える.
応用動物学 <シラバス PDF:1.4 MB>
環境問題における本質的課題である生態系の保全について、進化、生物多様性、持続可能性、人類の活動との共存、といった視点から、生物学の基礎的知見を応用して、問題の構造、改善のための方策について解説する。
動物行動学 <シラバス PDF:992 KB>
本講義では、動物の行動について、その行動が起こる理由を,「至近的要因」,「究極的要因」,「発達的要因」,「系統的要因」という4つの面から探るという動物行動学の基本手法を中心に、具体的な研究事例を示しながら解説し、それを通して、動物の行動や心理の特性を明らかにしていく。また、動物行動学から得られた知見が、野生生物の生息地の保全を含めた環境問題の改善などにどのように役立つかについても解説する。
生態系サービス論 <シラバス PDF:1.8 MB>
生態系は生物と環境の相互作用によって形成される。人間も生態系の一員として進化してきたが,産業革命,エネルギー革命によって生態系のなかでの位置づけが急激に変化した。現在の人間は生態系に過剰なインパクトを与えながら生きている。しかし人間が地球上に生き残るためには生態系の機能を維持しなければならない。このような生態系機能のうち,人間の生活や経済活動に対して利益をもたらすと考えられるものを生態系サービスという。生態系サービスが失われることは人間にとっての損失であるという考えに基づき,生態系や生物多様性を経済的に評価するものである。正しく生態系サービスを評価するためには生態学と環境経済学の知識が必要である。
本講義では,生態系サービスを正しく理解するために生態系機能や生物多様性の維持機構などの基礎的事項を概説するとともに,初歩的な環境経済学の説明もする。
森林保全学概論 <シラバス PDF:905 KB>
この科目では、生物と環境の関係について、個体、個体群、群集、生態系といったスケールから理解することを目指す。また、生物多様性や自然環境の保全といった社会的な課題についての実践的な対応策を検討する。
海洋環境学概論 <シラバス PDF:1.6 MB>
海洋環境の物理的・化学的な特徴は陸域環境のそれとは大きく異なり、それゆえに海洋生物の生き様も変わってくる。本講義では生物にとっての海洋環境学の基礎を学ぶ。また、グループ研究を通して、海洋独自の環境と諸問題についての知識と意識を高める。
水域生態学 <シラバス PDF:1.2 MB>
湖沼、河川、地下水および海は相互に連関し、それぞれの場所の生態系を形作っている。水域の場合、低次生産(一次生産など)を取り巻く環境の重要性が陸域と比較して高いことから、本講義では海洋生物とその生態系に加え、特に水圏微生物とその環境特性に着目して話を進める。
漁業資源保全学 <シラバス PDF:1.9 MB>
日本と鳥取の水産業の過去と現在の状況から、あるべき水産業の未来を考えていきます。海洋の生態構造の中に人間の営み、特に漁業、を組み込んだ時、漁業資源の保全と海洋の持続的利用が密接に関連していることに気が付くはずです。
自然環境保全実習・演習Ⅱ <シラバス PDF:1.1 MB>
本授業では、地形・地質・気象・水・土壌を対象にその実態を観察し正確に認識することを目的とする。その結果をもとに、環境保全に関する考察を各自で行う。

環境マネジメントプログラム科目

地球観測学 <シラバス PDF:1.9 MB>
人間圏を含む地球システムに関する知は、地球観測を利用することによって科学的に集積・共有することができる。本授業は講義と演習から成る。講義では計量地理と空間概念(座標系・測地系)、地球観測衛星やリモートセンシング、空間情報の演算・検索・変換・統計分類、空間情報データベースなどの基礎を学ぶ。演習では、地球観測データを用いた地球の未知の姿および未来の地球を考えるための解析の機会を設定する。
環境データーベース論 <シラバス PDF:1.1 MB>
現代のライフラインであるコンピュータネットワークや気候変動・生態系・食料生産などの地表面観測・環境アセスメントなどにおいて、データベース技術は不可欠な構成要素である。本授業では、データベースの基礎理論・構造化問合せ言語SQLとプログラミング、データベースの設計と構築などを学ぶ。地球観測データに基づいた環境データ ベース構築演習を通じて、環境分野への応用の機会を設定する。
水質学 <シラバス PDF:1.7 MB>
世界の水資源を概観した上で、河川、湖沼、湿地、沿岸、地下水の水質を決定する様々な要因とその化学的基礎理論について解説する。水資源の利用および管理と水質の関係、水質が生態系に与える影響を、実例を交えて学習する。
水環境工学 <シラバス PDF:923 KB>
環境中における水の工学的管理技術に関して、その理論と実例を紹介するだけでなく、その歴史的経緯、近年におけるニーズの変化、環境問題との多様な関連性を解説する。
土壌科学 <シラバス PDF:1.5 MB>
土壌の化学的、物理学的、生物学的特性と、土壌の主要な生成因子について概説し、世界の様々な生態系における植生と土壌との関連性、土壌の持続的管理方法、環境問題との多様な関連性について解説する。
環境とエネルギー <シラバス PDF:1.2 MB>
わが国は世界第5位のエネルギー消費国であるが、自給率は6%と、エネルギーの大半を海外からの輸入に依存している。また、地球温暖化に対する対策を喫緊に迫られている中、将来にわたって持続可能で環境に配慮した社会を構築するには、双方の課題を解決していかなければならない。一方、その解決策のひとつとして水素エネルギー社会が待望されている。本授業においては、将来に向けた環境とエネルギーの諸課題を把握認識するとともに、その解決策を探っていく。
再生可能エネルギー <シラバス PDF:2 MB>
東日本大震災により原子力発電所の稼動率が極端に低下している中、再生可能エネルギーへの期待が高まり、固定価格買取制度が実施されている。しかし、期待ほど導入・普及は進展していないのが実情である。授業では、再生可能エネルギーと化石エネルギーさらには原子力エネルギーのそれぞれの特質を明らかにし、再生可能エネルギーの技術内容や課題について知識を深め、環境保全とエネルギーの安定供給を考慮した持続低な社会実現のために、どのように再生可能エネルギーと向き合うかを考える。
食料生産論 <シラバス PDF:1.1 MB>
わが国の食料自給率はカロリーベースでは40%前後で推移している。一方で世界的な異常気象による干ばつにより食料生産が不安定な状況におちいり、さらに発展途上国の急激な人口増加や経済発展で食料需要が高まっている。このような状況の中で、わが国の食料生産はどうあるべきか、食の安全・安心をどう確保するべきかを学習し、さらには農業の果たすべき役割について考える能力を養うことを目的とする。
自然資源管理論<シラバス PDF:2 MB>
本講義で対象とする「自然資源」とは、森林、海洋、土壌などの生態系の循環システムを前提に成立する資源(人間の生活や生産活動にとって有用なもの)であり、本質的に再生可能な資源である。
本講義では、自然資源管理にかかわる問題を具体的に理解することに加え、それら問題の背景(人口問題、過剰利用問題、汚染問題など)を学ぶ。また、そうした問題の歴史的な変遷や文化的な背景を理解するとともに、関連する倫理や哲学等についても視野を広げる。その上で、自然資源管理に関わる問題にどう対処すべきかを考えたい。
問題解決の方向性は様々あり得るが、基本的に自らが能動的に情報を収集し、それら情報を批判的にとらえ、多面的に検証し、自らの意見を作るクリティカル・シンキング(Critical Thinking)の思考態度を身につけたい。
具体的な自然資源管理に関する議論は様々なレベルの議論が可能である。例えば、国際的な政治問題や経済問題として捉える方法から、ローカルなレベルでの経済システムや社会の問題として扱う方法もあり得る。あるいは、科学技術的な次元から問題に切り込む方法もあり得る。受講生は最終的に各自が自ら重要と思うアプローチを使って、具体的な問題を取り上げ、その問題の解決の方向を自ら考えられるようにしたい。重要な点は、問題の内容をクリティカルに論じ、その解決の方向性を提案することである。
森林マネジメント論 <シラバス PDF:1.1 MB>
森林は木材生産の場であると同時に、公共財として様々な恩恵(生態系サービス)を人間社会に提供している。森林マネジメントは、こうした森林の恩恵を上手に引き出すと同時に、その恩恵を将来世代も等しく享受できるよう計画を立てて、取り扱うシステムの構築を目標としている。換言すると、森林マネジメントは、「持続可能な森林管理」を目指した技術と制度・政策の体系と理解することができる。
本講義では森林生態系の法則性を理解した上で、森林の提供する生態系サービスとその価値について学ぶ。また、森林の消長に関わる歴史や、森林をめぐって生じている社会経済問題、さらに持続可能な森林管理に向けた政策のあり方等について議論したい。国内の問題だけではなく、国際的な視点から森林管理や木材利用について広く学びたい。
コモンズ論 <シラバス PDF:1.8 MB>
コモンズに関する議論は、日本では伝統的に入会問題として村落共同体研究や林政研究などの中で扱われてきた。一方、国際的には「共有地の悲劇」論への対抗として、住民自治を基盤とした資源管理のあり方として理論化が進んできている。日本でも近年では現代の文脈の中で協治的な資源管理や新たな公共性の議論、さらには宇沢弘文の社会的共通資本などの議論などにも投映され、昇華してきている。本論ではこうしたコモンズの議論を総合的にとらえるとともに、特に、ノーベル経済学賞を受賞したE. Ostromの一連の議論に注目してその重要性について議論する。
環境政策論 <シラバス PDF:1.2 MB>
環境政策の基本的な手法や考え方を体系的に理解するために、それぞれの政策ごとに、過去に発生した事件や歴史的経緯を学び、また、実際の政策推進の現場の状況も併せて学習する。これらを教材にして、環境政策が抱えている本質的な課題を探求していく。
環境アセスメント概論 <シラバス PDF:2.1 MB>
環境アセスメントとは、ダムや高速道路などの事業を実施する前に環境影響を調査して、環境へのマイナスの影響を可能な限り少なくしようとする手法である。本講義では、この制度(環境影響評価法、諸外国の制度)、ODAと環境アセスメント、戦略的環境アセスメント、さらには大気汚染、水質汚濁、自然環境などの調査・予測手法、対策技術などに触れ、法律、政策、技術などの幅ひろい角度からいわゆる環境アセスメント全般の理解を試みる。また、我が国で行われている環境アセスメントについて、表面的な知識解説にとどまらず、これまでの経緯、現状に照らした課題を整理し、その対応策を考察してみる。
環境監査論 <シラバス PDF:1.2 MB>
企業や組織が法令による規制に従って対策を講じるのではなく自発的に環境保全に取組むことは、近年の環境保全対策のなかで重要な位置づけになってきている。本講義では、まず、我が国での事業活動への環境配慮の組込みの状況を概観した後、ISO14001、エコアクション21、都道府県が設定している環境マネジメント制度など環境マネジメント(環境管理:組織や事業者が環境に関する方針や目標を自ら設定して、これらの達成に向けて取組んでいくこと)に関する基礎的な知識を習得する。さらに、事業者の自主的な環境マネジメントの取組み状況を客観的な立場でチェックする「環境監査」について、監査の手法、審査員に求められる技術、判断力などについても解説する。
また、種々の業務に関して、実務担当者を招いて現場の話を聞く。
環境行政論 <シラバス PDF:2 MB>
環境行政の各分野に共通している原則、手法などの基本的事項について理解を得るとともに、公害防止、生物多様性保全、地球温暖化防止等、各分野の最近の政策動向、関係法令、今後の課題等を明らかにすることを目標とする。
環境ガバナンス論 <シラバス PDF:1.2 MB>
環境ガバナンスが求められるようになった背景、上からの統治と下からの統治の統合としての環境ガバナンス、世界政府が存在しない状況下での地球環境のガバナンスについて学ぶ。
景観保全 <シラバス PDF:2 MB>
人間が人間らしく生きていくには基本的人権に環境権が謳われ景観が存在し、それは日常的な眺めを言う。山・町・川・海などが融合する景観を守り・育て・利用・再生することを景観保全学とし、快適な都市の創出を目指す。授業は事例紹介・演習などを通じて計画・設計・マネジメントの方法を学ぶ。
地域環境特論 <シラバス PDF:1.2 MB>
地域的な規模での環境問題の代表として、大気汚染、水質汚濁、騒音・振動、土壌汚染、悪臭などを取上げて、それぞれ汚染物質、健康・生活環境への影響、環境基準、主要な発生源、環境中での挙動(移流・拡散、反応、伝播、…)など基礎的な知識を講義する。また、大気汚染防止法、水質汚濁防止法などの対策の法体系についても講義する。
さらに、水質関係の主要な項目(DO、BOD、COD、SS、土壌の重金属汚染)について、測定方法を演習の形で体得する。
グリーンビルディング <シラバス PDF:2.1 MB>
グリーンビルディングとは環境資産向上の意味を持ち、都市計画における環境デザインの一翼を担う。生態系の保全・温暖化の防止・都市防災機能の充実など、快適で安全なまちづくりに貢献する。事例紹介をもとに造園・建築・土木・園芸などにおける緑が果たす役割を学ぶ。具体的には屋上・壁面緑化・建築エクステリア・アトリウム・ビオトープ・リゾート・レクリエーション・公園緑地・庭園などについて講義し、緑空間の存在・利用の意義を深め想像力、創造力を高める。

循環型社会形成プログラム科目

廃棄物学入門 <シラバス PDF:1.4 MB>
健康で豊かな生活を送るための日常生活や社会活動の結果として、毎日、多量の廃棄物が発生する。本授業では、これらの廃棄物の発生から処理・処分、3R(発生抑制、再使用、再生利用)の取組み、廃棄物処理の歴史などについての概要を学び、循環型社会構築に向けての基盤である、資源の利用と廃棄物処理・3Rとの関係を理解する。また、世界の様々な地域で発生する廃棄物の内容やその処理方法の違いについて学ぶことにより、地球環境保全と循環型社会構築に向けての廃棄物処理の役割について理解する。
廃棄物政策論 <シラバス PDF:2.3 MB>
循環型社会への転換を進めるためには、廃棄物の適正な処理・処分や3Rを推進するための廃棄物政策の確立が求められる。本授業では、循環型社会の概念とその構築に向けての製造、流通、消費等の動脈側と、回収、処理・処分、リサイクル等の静脈側の各種の取り組み事例について学ぶことにより、事業者、市民、行政の各主体が果たすべき役割について理解する。また、多くの資源や製品が国際的に流通するという現況においては、循環型社会の構築についても国際的な対応が必要であり、この観点から海外の廃棄物政策も対象に取り上げて、より多面的な問題解決に向けての手法を学ぶこととする。
廃棄物マネジメント学 <シラバス PDF:1.3 MB>
近年、市民生活や産業活動により多様な廃棄物が多量に排出されており、これら廃棄物を適切に処理・リサイクルすることが必要である。本授業では、廃棄物の定義・種類、日本における廃棄物処理・リサイクルの現状、廃棄物処理法・各種リサイクル法の概要について学び、事業者が策定する廃棄物管理計画の内容を理解する。また廃棄物マネジメントの全体像を把握し、その処理について学ぶことにより、循環型社会構築のための廃棄物管理計画の考え方を理解する。
3R工学 <シラバス PDF:2.2 MB>
廃棄物の3R(リデュース、リユース、リサイクル)の取り組みは、循環型社会を実現するうえで非常に重要である。本講義では、前半は循環型社会という考え方が出てきた背景とその評価指標を理解した上で、国内外における3R推進の取組と課題を学び、後半はリサイクルの要素技術と事例紹介などを通して3Rをめぐる国内外の様々な取り組みの現状や課題に関して理解を深めるとともに、リサイクル工学に関する基礎的な理論を習得する。
廃棄物処理技術 <シラバス PDF:1.2 MB>
本講義では、前半に廃棄物処理計画、収集運搬について解説した後、廃棄物の処理の前にその特性を把握するための分析法を学び、後半からは日本の体表的な中間処理である焼却処理と廃棄物の最終処分について、処理原理、汚染防止対策技術等について学ぶ。
有機資源利用学 <シラバス PDF:1.8 MB>
ある地域で生産されたエネルギー資源や食料などの有機物は、今や世界のどこに需要があっても応えることができる時代である。一方で有機資源に由来するモノの地球規模での無計画な利用拡大は、生産する地域の貧困や環境破壊も引き起こしている。この講義ではモノの利用が引き起こす様々な問題を取り上げ、循環型社会にとってふさわしいものとは何かを解説する。
無機化学概論 <シラバス PDF:987 KB>
私たちの生活を豊かにする化学物質とそれに伴う環境問題や、人間を含めた生物の生命活動に関わる現象などを理解するために、大学の一般教養としての無機化学、有機化学、分析化学、物理化学の基礎について概説する。
微生物学概論 <シラバス PDF:1.5 MB>
地球上には10億種類もの微生物が生息していることが知られている。微生物とは何か、どのような種類の微生物がいるのか、私たちのくらしや地球環境とどのようにつながりがあるのかについて解説する。
バイオマス変換論 <シラバス PDF:995 KB>
生物が生産する再生可能なバイオマスはさまざまなかたちに変換され私たちの生活の中で利用されている。本講義では、バイオマス由来の資源物質がどのようなプロセスを経て私たちに馴染みのある物質に変換されるのかについて、化学的変換メカニズムを中心に解説する。
持続的発展論 <シラバス PDF:1.7 MB>
2012年6月国連持続可能な開発会議(リオ+20)において、経済的、社会的、環境的に持続可能な未来を促進することを確認し、成果文書「我々の求める未来」が採択され、2015年8月には「持続可能な開発目標(SDGs)」が合意されました。
本講義では、この文書をもとに現在世界が直面する課題に対する理解を深めることを目的とする。
都市の持続的発展 <シラバス PDF:1.1 MB>
本講義では、まず都市の持続的発展にとって重要な概念(コンセプト)について解説する。ついで、わが国の都市計画の体系を学び、鳥取市の都市計画を教材としてその具体的内容を理解した上で、近年の都市計画、都市整備で重要とされている都市の持続的発展の手段としのエリアマネジメント、コンパクトシティについてグループワーク形式で学ぶ。なお、授業の中で、鳥取市中心部の市街化区域の見学・研修を行うと共に、鳥取市の実務担当者より都市計画の実際について、適宜、講述いただく予定である(第4回~第8回の中で)。
地域交通システム論 <シラバス PDF:1.9 MB>
近年、高齢化社会や環境問題が叫ばれる中で、自動車依存型の地域づくりから脱却して、より持続可能な徒歩・自転車・公共交通を活かした地域づくりへの転換が求められている。本講義では、地域交通システムを調査・分析するために必要な交通経済理論を紹介した後、現実の地域交通が抱える課題と持続可能な地域交通に向けた新たな取り組みを解説する。
都市の自然環境形成 <シラバス PDF:1.4 MB>
都市の自然環境形成について目的・意義・役割・効果などについて講義する。具体的には流域内の山・里・町に広がる自然環境、すなわち里山・雑木林・公園緑地などの緑とオープンスペースを取り上げ、自然環境の保護・保全・修復・整備、並びに管理運営について学ぶ。また、法定計画を取り上げ、都市計画の具体的な手法を身につける。
地域集落整備論 <シラバス PDF:2.2 MB>
本講義では、まず農村部、都市部を含めた地域全体の整備を図る上で重要な概念(コンセプト)について解説する。ついで、わが国の農村計画体系、農村整備の実際を学ぶ中で、わが国の農村が抱えるさまざまな問題に対する解決の道を探る。そして、グループワークを通じて、農村地域における代表的な地域活動の事例を学び、地域計画論的視点から農村計画、農村整備のあり方を考えていく。また、地域の実態分析のツールとして地理情報システム(GIS)の初歩を解説し、演習を通じてその操作法を習得する。なお、授業の中で、大学近くの農業・農村整備事業地域で見学・研修すると共に、鳥取県の実務担当者より、農村計画および農村整備の実際について、適宜、講述いただく予定(第8~第14回のうちの2回を充てる)である。
循環型社会形成実習・演習Ⅱ <シラバス PDF:1.3 MB>
私たちの生活基盤である現在の社会は、人口の急増、食料の生産、資源の枯渇、地域環境問題や地球環境問題への対応などの深刻な課題を抱えている。これらの課題に対処するためには、現在の「人」の活動と「自然」や「環境」との関わりを見直して、人と生き物に優しく、資源が循環していく社会を築いていくことが求められている。そのためには、「人」の活動の基盤となる「都市」が「自然」と共生していくためのランドスケープデザインに取り組んで、持続可能な「都市」の生活環境を作り上げるとともに、「人」の行う「ものづくり」を持続可能なものにしていくためのエコデザインと3R(発生抑制、再使用、再生利用、適正処理)に取り組んで、いつかはごみ(廃棄物)となっていく「もの」が循環する仕組みを作り上げることが求められる。
この観点から、本授業では、循環型社会の形成に向けて、「都市」や「ものづくり」における計画、設計、管理・運営という一連の過程での取り組み事例を、現場視察による実習を通じて学ぶことにより、循環型社会形成に向けての取り組み方法の基本的な考え方を習得するとともに、その成果を通じて将来の実践活動の土台となるようにする。

居住環境プログラム科目

エコハウス計画 <シラバス PDF:1.8 MB>
エコハウスは、環境に負担をかけない住まい方を可能にする住宅である。この講座では、住環境に必要なエネルギーを最小限に抑えることができ、かつ快適な住宅をつくるため、必要な基本性能の確保、材料や設備の選択と工法、自然と共生する住まい方と長寿命を目指すためのプランニングについて学ぶ。
自然素材と環境 <シラバス PDF:937 KB>
各種人工環境の構成に使われる諸材料の性質と使い方について検討する。木材・土などの自然素材、鋼材・コンクリートなどの人工材料に関して、応力ひずみ関係や強度、破壊性状などの物理的性質を初めとする諸性質、および周辺環境との関わりについて少し詳しく検討する。
ユニバーサルデザイン <シラバス PDF:1.5 MB>
誰にでも使い易い・解りやすい・優しい道具や空間と情報のあり方を学ぶことは、全ての人の存在価値を認めることでもある。これらに施された「安全性」「利便性」「共有性」などに対する様々な工夫を知ることで、「人間のためのデザイン」とは何かを学ぶ。
地域安全計画 <シラバス PDF:1.3 MB>
「誰もが安心を感じることのできる地域社会の形成」を目指して、地域社会の安全性の向上を図るための計画について講述する。授業の前半では、計画論の視点から、国レベル(国土形成計画)から市町村レベル(市町村計画・都市計画)までの計画行政の中での地域安全計画の位置づけ、内容等について学ぶ。授業の後半では、グループワークを通じて、都市域を中心とする自然災害や人為的災害、犯罪、感染症等のリスクとその対策について実際の事例を踏まえて、ハードおよびソフト面からの地域の防災や種々の安全性向上に関する計画について学ぶ。なお、授業の中で、鳥取県の実務担当者より、地域安全のための施策や計画の実際について、適宜、講述いただく予定(第14回授業を振替える)である。
住まいと建築の歴史 <シラバス PDF:2.2 MB>
大地や海岸を遊動しつつ大型獣を捕獲していた日本列島の石器時代人はやがて定住社会を形成し、水田稲作を受容しつつクニ(環濠集落)の誕生を導いた。朝鮮半島からの移住者は跡を絶たず、中国的な都城と律令が古代日本の中枢となる。平安時代にあって、列島の民はなお大半が竪穴住居に暮らしていたが、都城には豪勢な貴族住宅が出現し、「寝殿造」から浄土伽藍・浄土庭園に展開していく。それは仏教のユートピアをこの世に表現した立体マンダラであった。その担い手であった密教は、中世以降、禅宗に取って代わられる。禅院の中に枯山水の庭園や書院造の住宅・会所の文化が育まれた。戦国時代の動乱期には、そうした武家の格式を否定する自由人=商人の文化が頭角をあらわす。千利休に代表される茶人たちは、数寄の世界として「わびさび」の精神を極め、接客空間を極端に圧縮させた茶室が生まれる。その端正な美しさは、百姓屋(民家)の中に美を見いだすところから出発したものであり、日本美の極致として世界に類例のない素朴な芸術的生活世界を醸成していく。こうした居住環境の変遷のなかに、日本人の美意識や自然認識の変化が明瞭にあらわれている。そのあり方を通史として講述する。
歴史遺産保全論 <シラバス PDF:1.1 MB>
文化遺産・歴史的環境を保全活用した「まちづくり」が日本各地で進められています。とくに地方の過疎地では「重要伝統的建造物群保存地区」「重要文化的景観」「歴史まちづくり法」などの制度が一種のブランドとして町おこしの有力な媒体となっています。それらの法的な仕組を学び、実際おこなわれている修理・修景・改修などのあり方を具体的に学びます。また、世界全体からみて、木造建築が卓越する日本の状況は例外的であり、世界的スタンダードとしてのヴェニス憲章や世界遺産条約としばしば矛盾していますが、両者を整合させる方法についても考えていこうと思います。
地域生活文化論 <シラバス PDF:2 MB>
一言でいうなら、アジアの比較住居論。前半は中国の住居について述べる。砂漠、ステップ、温帯乾燥、モンスーンなど多様な気候風土のなかに56の民族が共生する中国はまさに「アジアの縮図」であり、東方アジアの文明的中核を担う漢族とその地方性を基軸として、北方の狩猟民、西方の遊牧民、南方の水田稲作・焼畑農耕民、東方の海洋漁労民などの住居の多様性を建築・生活文化・環境適応/不適応などの側面からとらえていく。後半は中華の四方に存するシベリア、モンゴル、東南アジア、朝鮮半島の住居について述べ、最終的には、東方アジア全域からみた日本の住まいの特異性を浮き彫りにし、日本民家の座標をアジア史的視点から明らかにする。
自然エネルギーと住まい <シラバス PDF:1 MB>
環境配慮型のライフスタイルを実現する場として住宅建築が果たす役割は大きい。 本講座では、環境要素である熱・光・空気の特性と人間の知覚特性など、環境配慮型の居住環境計画に必要な基礎知識と、建物ストックの活用を目指すリノベーションやリフォームに必要な構法や納まりの基礎について講義する。また、インテリアと住まいの歴史に見られる空間構成や設えと居住文化について、作品実例を見ながら解説する。
居住環境論<シラバス PDF:1.5 MB>
ひとの活動範囲のうち重要なもののひとつは「住まい」である。この科目では、主に木造住宅を対象として、居住空間の構成方法や安全・安心で快適な居住環境の姿を探求する。
都市居住計画 <シラバス PDF:1.1 MB>
都市居住環境の空間形態とその形成にかかわる諸原理、思想、歴史、手法を概観し、都市生活の質の向上に寄与する都市居住環境の計画、整備、運営手法を実例から学ぶ。都市居住を人間と自然、生活、歴史、文化、また人間社会における諸制度、協働の相互作用として捉え、都市生活環境に求められる機能、構成、美しさ、多様性等の条件を国内外の事例を通して理解し、都市の優れた空間の創造、再生する能力を涵養するための基礎知識を講述する。
途上国の都市発展 <シラバス PDF:1.7 MB>
世界規模で人口が増加し、かつてない都市化が進んでいる現在、環境問題、地域格差、貧富の差がますます顕在化し、将来に対する不透明・不安定感が高まっている。都市化が逆らえない趨勢として捉えられ、そのソリューションは都市に求められている。都市発展のあり方を考えるためには、その根底になる開発思想だけでなく、国家または地域固有の、各々の都市発展の特徴を理解することが不可欠である。この講義では、途上国における都市の形成、都市化を含む世界の都市発展の全般的傾向の諸側面を概観しつつ、途上国を中心に都市発展のダイナミズムを多様な角度で見ていく。
居住環境実習・演習Ⅱ<シラバス PDF:1.2 MB>
「人間環境」にかかわる課題の発見、調査・分析、計画・提案の基礎を以下の4グループに分けて学ぶ。学生は一つのグループを選択し、実習・演習に取り組む。各グループは相互に交流・討議する。
1) 歴史遺産・文化的景観グループ
2) 都市生活環境の維持と形成・人間居住グループ
3) エコハウス・アメニティ(快適性)グループ
4) 木造建築構法グループ
5) 流域ランドスケープ・造園計画グループ
6) 人文地理グループ

演習科目

インターンシップ(環境学部) <シラバス PDF:1.8 MB>
企業・団体等が実施するインターンシップに参加することにより、企業や地域における実務を体験する。
単位として認定されるインターンシップは、原則として大学が準備したものが対象であるが、学生自らが探してきたものについても、単位認定の対象となることがあるので、事前に担当教員に申し出ること。

教職に関する科目

教職原論 <シラバス PDF:1.5 MB>
教育職員免許法における「教職に関する意義等」について学ぶ科目であり、本学専任教員が主として教職の理念やその歴史的変遷、現代教育を取り巻く状況や課題について講義する。また、近隣中学校への学校訪問のほか教育委員会の指導主事等を特別講師として招聘し実践現場の現状や課題について講義を受け教職の意義や役割のありようを考察する。
教育原論 <シラバス PDF:2.3 MB>
本授業では、講義を通して、教育について原理的、歴史的に分析・考察する態度と視点を学びながら、学校や家庭で行われる教育実践は、個々の教育者の子ども観、教育観によって規定されることを理解し、受講者自身がそれぞれに形成してきたそれらの観点を省察する姿勢を養う。併せて、教育の現状を捉え、今後の教育の在り方を探究する。
教育心理学 <シラバス PDF:1.2 MB>
本授業では、児童期から青年期にいたる現代の教育における諸問題を心的発達の問題、教授行動の在り方、教室内外での人間関係、家族等の問題など主に人間関係の視点から捉えて、検討・考察するとともに、構成的グループ・エンカウンターの実習なども採り入れて実施する。
発達心理学 <シラバス PDF:2 MB>
本授業では、特別支援教育に焦点をあて、障害の理解に関係する発達心理学や,教育心理学などの諸理論・諸説の歴史的展開や基礎知識を学習することで、従来の「障害観」の有り様の再検討を促す。また、知的障害,発達障害などさまざまな障害のある子どもたちの心理面,生理面・病理面の特徴と教育上の課題について理解を深め、発達支援のありかたについて学ぶ。
教育制度論 <シラバス PDF:1.2 MB>
現在に至るまでの我が国の教育制度を学ぶことにより、社会が発展していくために教育が果す機能について再確認する。諸外国の教育制度との比較を試みるほか、学校外での教育についても触れ、今日の教育システムの到達点と改善策について考察する。
教育行政学 <シラバス PDF:1.9 MB>
教育行政は、国の立法的努力によって制定された公教育制度のもとで、文部科学省や教育委員会によって行われる教育をめぐる条件整備といえる。
本講義では、「教育六法」等を参照しながら教育行政の基本的なしくみを学ぶとともに、実際に行われた教育をめぐる裁判(教育裁判)の検討を通じて、教育のありようを追究する。また、海外の教育行政についても取り上げ、日本との比較を試みる。
教育課程論 <シラバス PDF:1.1 MB>
「何のために」「何を」「いつ」「どのように」教え、学ばせるかを計画し実践し評価する教育課程編成能力は、教師(集団の)専門職性の中核に位置づく。こうした能力の基礎を与えるため、教育課程の意味、編成原理、類型、歴史、現行の教育課程(学習指導要領を中心とする)の基本的考え方と特徴、改革動向について概説する。
道徳教育指導論 <シラバス PDF:2.1 MB>
学校の教育活動全体を通して推進される道徳教育の意義と重要性及び今日的課題について、人間学的・歴史的観点から分析・検討する。また、中学校において実際に行われている道徳教育実践の試み、特にその要としての「特別の教科道徳」(道徳科)の指導の実際を指導案作成や模擬授業実施を通して学び、実践的指導力を身につける。
特別活動の理論と方法<シラバス PDF:1.3 MB>
日本の学校教育を象徴する内容である特別活動の目標、内容、そして望ましい集団活動を通して生きる力を育成する指導上の留意点について理解するとともに、生徒たちを育てるキーワードとして「人間関係」を取り上げ、学校教育における特別活動の果たす役割と重要性を考える。
教育の方法と技術 <シラバス PDF:2.2 MB>
教授者の授業に対する意識や技術は、非常に大きな影響力を持っている。また,電子通信技術の進展もめざましいものがある。この講義では、授業実施におけるそれらの知識や技術の活用ならびに意欲を必要としていることについて、概論を述べて今後の教職活動に資する。e-ラーニングの利用やメディアリテラシーの重要性を生かし、学習指導・教育評価・授業分析・動機づけなど基礎的知識を使った授業設計に意欲を持たせると共に新しい学習のスタイルであるアクティブラーニングも経験させたい。
理科指導法Ⅰ <シラバス PDF:1.2 MB>
中等教育理科において、生徒に育成すべき科学的素養とは何かを把握し、学習指導案を作成しながら、理科教育に必要な概念や方法、技術等の理解を深める。また、中等教育を担当する理科教員として、模擬授業を通して授業分析を行い、受講者相互に評価し合い、学習指導や理科経営に必要な能力や実践力の基礎を学習する。
理科指導法Ⅱ <シラバス PDF:2 MB>
中等教育理科に特有の教材研究の手法を学び、自ら授業の構想を立て、授業に活かした指導案を作成する。物理、化学、生物、地学それぞれの科目の特徴を把握し、理科教員に必要な各種の能力習得のための学習を行う。中学校・高等学校における理科授業の、教授学習活動の実態を分析・評価する。アクティブ・ラーニング等,最新の教育手法も学び,実践する.
理科指導法Ⅲ <シラバス PDF:1.2 MB>
中等教育における物理及び化学領域の教材研究ならびに授業研究等の演習を行い、模擬授業を行って授業分析を実施し、授業評価を相互に行うとともに、授業の改善案を作成する。物理及び化学領域における原理や法則、実験技術、観察手法等を学び、科学的・論理的問題解決手法を習得する。
理科指導法Ⅳ <シラバス PDF:1.9 MB>
中等教育における地学領域の教材開発および授業研究などの演習をおこなう.
実践的な授業方法について議論し,相互に評価し合うことにより効率的な授業法を考案し,改善策についても検討していく.本講義では,地球科学分野に特化した科学的・論理的問題の解決手法を習得する.なお,現職の中学校・高等学校教諭からのレクチャーも予定している.
生徒・進路指導論 <シラバス PDF:1.3 MB>
生徒指導は、生徒の人格の健全な発達を図るために教育課程内に留まらず課程外にわたっても行われる重要な機能であることを理解し、とりわけ「問題行動への対応」という消極的指導ではなく、個々の生徒が自らよりよい生活を築き、生き方を選択していくために、教育者には深く生徒を理解する姿勢が求められることを学び取ることを目標とする。そのため、青少年問題に関する専門家を招聘したり、体験学習型の実践的な授業を進めていく。
教育相談<シラバス PDF:2.2 MB>
現在の学校現場では、いじめ・不登校・中途退学など生徒の生命や人生にかかわる重大な諸問題が深刻さを増している。これらの課題解決には、問題対応型の指導ではなく、カウンセリング・マインドをもって、個々の生徒を深く理解することが必要である。本授業では、教員が持つべきカウンセリングの意義や理論、技法に関する基礎的な知識習得と体験をめざす。
教育実習事前事後指導 <シラバス PDF:1.4 MB>
本授業は、学校での実習の責任を強く自覚し、教職への意欲を高めることを目的とする。
事前指導は、第4学年次の教育実習が始まる前である4月から5月初めにかけて2時間4回の計8時間の集中講義で、教育実習のオリエンテーションとして行うとともに、その中の2時間分は、実習配属校に赴き実習担当者から学校の教育活動の特徴や地域や生徒の実態、生徒や保護者と接する上での責任や原則について学ぶ。
事後指導は、教育実習が全て終了した10月初めに、1日3時間の集中講義で、教育実習を通して学び取った教科指導における留意点、生徒指導における留意点、教職についての認識等、グループワークを中心に振り返り、自己を省察することを目標とする。
教育実習A(高等学校教員免許及び中学校教員免許) <シラバス PDF:1.2 MB>
教職課程の最終仕上げとして、実際に子どもたちの前に立って、「教員」として授業はもちろんのこと様々な指導に取り組むことで、「教職に就くこと」の意味や意義をとらえ直すとともに、自らにその資質が備わっているかを確認する。
教育実習B(中学校教員免許) <シラバス PDF:1.2 MB>
教職課程の最終仕上げとして、実際に子どもたちの前に立って、「教員」として授業はもちろんのこと様々な指導に取り組むことで、「教職に就くこと」の意味や意義をとらえ直すとともに、自らにその資質が備わっているかを確認する。
教職実践演習(中・高) <シラバス PDF:2.1 MB>
本授業は、教職科目の履修や課程外の様々な活動等の履修カルテに基づき、それぞれの学生が教員として最小限必要な以下の4観点の資質能力を身に付けたかどうかについて、模擬授業や模擬指導、ロールプレイ、集団討論などを通して最終的に確認するものである。
1.教員としての使命感・責任感と教育的愛情(教職遂行力)
2.社会性や対人関係能力(コミュニケーション力)
3.生徒理解と学級経営力(生徒指導力)
4.教科内容についての指導力(学習指導力)
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