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第4回アジア太平洋ジオパークネットワーク2015山陰海岸シンポジウム開催記念プレイベント「知識と経験の共有」を開催しました

第4回アジア太平洋ジオパークネットワーク2015山陰海岸シンポジウム開催記念プレイベント「知識と経験の共有」を開催しました

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【日 時】
2015年3月7日(土)
10時00分~12時00分:ワークショップ
13時00分~17時15分:シンポジウム
2015年3月8日(日)
9時00分~17時00分:ジオツアー

【場 所】 鳥取環境大学第17講義室・山陰海岸ジオパーク(鳥取砂丘、湯村温泉)

【入場者数】約250名/一般

ワークショップ「ジオパ-クの考え方」
ファシリテ-タ-:松原典孝氏(兵庫県立大)・新名阿津子氏(鳥取環境大)
ゲスト:イリアス・バリアコス氏(ギリシャ・レスボス島ジオパ-ク)

シンポジウム『ジオパ-クと教育』
◎基調講演
イリアス・バリアコス氏(ギリシャ・レスボス島ジオパ-ク)
テ-マ:「LesvosGeopark- A learning platform: Educational programmes, University training, lifelong
learning Educational Programs」
目代邦康氏(公益財団法人自然保護助成基金)
テ-マ:「湿潤変動帯における持続可能な開発のための教育」
◎報告1 日本ジオパ-クにおける教育とその課題
梶原宏之氏(阿蘇たにびと博物館)「阿蘇ジオパ-クにおける地域デザインと博物館教育活動」
柚洞一央氏(室戸ジオパ-ク推進協議)「ジオパ-クにおける主体的な担い手育成~地域住民と行政が共に運営するジオパ-クを目指して~」
◎報告2 ジオパ-ク学習および実践の成果報告
鳥取県立岩美高等学校/高知県立室戸高等学校/鳥取環境大学
◎総合討論
座長 松原典孝氏(兵庫県立大)・新名阿津子氏(鳥取環境大)

要旨集はこちら (pdf:5494kB)

【主 催】 鳥取環境大学 地域イノベーション研究センター

【協 力】
鳥取県・鳥取市・岩美町・山陰海岸ジオパ―ク推進協議会

【概 要】

第4回アジア太平洋ジオパークネットワーク2015山陰海岸シンポジウムの開催を記念して、プレイベント「知識と経験の共有」を開催しました。本イベントには山陰海岸と姉妹提携を結ぶギリシャのレスボスジオパークからイリアス・バリアコス先生、日本のジオパークを牽引する自然保護助成基金の目代邦康先生、阿蘇ジオパークの梶原宏之先生、室戸ジオパークの柚洞一央先生をお招きしました。また、学習成果発表には鳥取県立岩美高等学校、高知県立室戸高校、鳥取環境大学ジオ部が登壇しました。
シンポジウムに先立って開催されたワークショップ「ジオパークの考え方」では、「こんなジオパークは嫌だ」というテーマのもとでグループワークを行いました。これは理想的なジオパークを作るために設定したディスカッションテーマです。グループワーク中にバリアコス先生が各テーブルを回り、参加者との交流をはかりました。成果発表では、ゴミの問題、ガイドの質、ジオサイトへのアクセス、宣伝方法など様々な問題提起がなされ、質疑応答も活発に行われました。

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ワ-クショップの様子  

午後からはシンポジウム「ジオパークと教育」が開催されました。開会に先立ち、開催校を代表して本学学長高橋一が開会の挨拶を述べ、鳥取県知事平井伸治氏による祝辞が述べられました。バリアコス先生による基調講演では、レスボス石化林自然史博物館が中心となって開発した教育プログラムについて紹介し、ジオパークは地球と人間の関係を考える場であり、それぞれの目的や年代に応じた教育プログラムを提供することが大切であると指摘されました。次に、目代先生による基調講演では、湿潤変動帯である日本の特徴を地形・地質・気象から解説し、ジオパークが持つ可能性に言及されました。

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シンポジウム:バリアコス先生  目代先生

阿蘇ジオパークの梶原先生は阿蘇の草原景観とその維持について解説され、柚洞先生は室戸ジオパークにおける市民参加型ジオパーク運営について紹介されました。岩美高校はジオパーク学習の成果発表を行い、室戸高校は自ら開発したジオツアー「GEATO(ジート)」を紹介し、鳥取環境大学ジオ部は活動実績について報告しました。その後のパネルディスカッションも大いに盛り上がりました。

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梶原先生  柚洞先生
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岩美高校発表  室戸高校発表
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鳥取環境大学 ジオ部発表  パネルディスカッション

翌日は「山陰海岸の温泉」をテーマに鳥取砂丘から岩井温泉経由で湯村温泉へと向かいました。鳥取砂丘では鳥取砂丘ジオパークセンターで砂丘の保護保全、風紋発生風動装置を使った実験など楽しく砂丘について学び、砂丘の中を実際に歩いて景観に親しみました。午後に訪れた湯村温泉では、ジオガイドである朝野家社長の朝野氏より、湯村温泉の荒湯で温泉卵体験、コロンブスの卵実験、温泉と水の温度差を活用したバイナリー発電について解説を受けました。

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ジオツア-:鳥取砂丘  湯村温泉

山陰海岸をはじめ他地域からもたくさんの参加者を迎えることができ、本イベントは盛会に終わりました。ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。また、通訳をしていただきました伊豆半島ジオパークのチャクラバルティ・アビック様、共に本イベントを進行していただいた兵庫県立大学大学院の松原典孝助教授には心より御礼申し上げます。9月のAPGN2015山陰海岸シンポジウムの開催に向けて、今後も活動を続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

なお、今回のイベントの記事は世界ジオパークネットワーク(Global Network of National Geoparks)のウェブサイトにも掲載されました。HP掲載記事はこちら

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