隠岐の島の海ごみ実態調査を実施<ごみ・産業廃棄物研究室>

隠岐の島の海ごみ実態調査を実施<ごみ・産業廃棄物研究室>

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「日本海に面した海岸における海ごみの発生抑制と回収処理の促進に関する研究」における隠岐の島海ごみ調査について( 調査担当者:環境マネジメント学科 荒田鉄二 准教授、他本学学生6人 )

ごみ問題に関する普及啓発教材の作成を行っている学生6名が、平成22年2月19日~20日に海ごみ問題の実態を把握するために、島根県の隠岐の島を訪問し、海ごみの漂着状況の調査を行いました。
隠岐の島の南部に位置する西郷港を基点に、1日目は隠岐の島の東側半分の海岸を調査し、2日目には西側半分の海岸の調査を行いました。

 

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卯敷の海岸

ホテルサンライズ布施のログハウス下の海岸を調査する学生たち。この海岸にはゴミだけでなく、深海魚も打ち上げられていました。

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浄土ヶ浦の海岸

浄土ヶ浦海岸は隠岐の島の絶景ポイントの一つなのですが、ここにも発泡スチロールを中心とするかなりのゴミが漂着していました。

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中村の崎山鼻西側の海岸

この海岸には、プラスチックや竹製の漁具が多く流れ着いていました。

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白島崎崖下の海岸

写真は隠岐の島最北端の白島展望台からの眺めです。海に突き出た断崖の美しい風景が見られます。

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しかし、海岸に向かって林道をしばらく降りていくと、魚つき保安林に指定された林の中に白い発泡スチロールが散乱しているのが目に付くようになります。

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崖下を覗いてみると、そこには大量のゴミが打ち上げられていました。林内に散乱する発泡スチロールは強風によって吹き上げられ、崖を超えて林内まで運ばれてきたものと思われます。崖の高さは30m以上あるように見えます。

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吹雪の中、白島崎最先端部の崖下を調査する学生たち。

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この海岸には冷蔵庫もありましたが、クルマで近づくことは不可能で、最も近い駐車場からも林道を20分程度歩く必要があるため、冷蔵庫は陸から投棄されたものではなく、漂着したものと思われます。

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久見の海岸

久見集落の堤防外側の海岸には、青いポリ容器が大量に漂着していました。

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沖ノ浦海岸

代(しろ)地区の沖ノ浦海岸の漂着ゴミ。今回調査した中では、この海岸が最も多量のゴミが漂着していました。海岸はほぼ真西を向いています。

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発泡スチロールの浮きと並んで、かなりの量の木材も流れ着いていました。

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長尾田の海岸

長尾田の海岸を調査する学生たち。

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この海岸にも、発泡スチロールの浮きと木材が多く流れ着いていました。

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由井の海岸

由井地区の海岸を調査中の学生たち。写真左の学生が乗っているのは、舟盛り用と思われる舟です。

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大津久―都万間の海岸

この海岸には、冷蔵庫が3台流れ着いていました。

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都度の海岸

最後の調査地点となった都度地区の岩場の海岸。

oki17   この海岸にも木材と漁具(発泡スチロールの浮き)が多く流れ着いていました。
oki18   ハングル文字の書かれた浮き

 

今回の調査では、隠岐の島の東側海岸よりも冬の季節風を受ける西側海岸により多くのゴミが漂着していました。季節風の影響を見るため、夏にもう一度調査をしてみたいと考えています。(荒田鉄二)

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