サステイナビリティ研究所の概要をご紹介します。

持続可能な社会に向けて 循環型社会の構築を追究

今や低炭素社会、循環型社会、自然共存社会を築いて持続可能な社会を構築することが世界の共通目標になっています。そのような背景の中、2009年7月に開設した公立鳥取環境大学サステイナビリティ研究所では、5つの研究室(分野)で構成され、持続可能な農林水産のあり方や廃棄物問題、自然資源を利用したエネルギーの活用など、環境の持続可能性(サステイナビリティ)をテーマに研究を推進しています。2011年3月には、研究所施設が完成し、より一層の研究の推進、研究成果の情報発信を行っていきます。

所長挨拶

持続可能な社会という言葉が使われて久しくなりますが、化石燃料から脱却し、大量生産から大量消費という鎖を断ち切り、自然からの資源の採取を最小限にして、環境に負荷を与えることのない永続的、持続的な社会を意味しています。このような持続的な社会を実現するためには、温暖化の原因となっている化石エネルギーに替わって、太陽エネルギー、風力、水力、地熱、バイオマスなどを含む再生可能エネルギー導入し、金属資源や水資源の循環使用、廃棄物の3R(Reduce排出削減、Reuse再使用、Recycleリサイクル)活動を促進し、さらには生物多様性を保持するために生態系を保存することが大切になります。持続性を担保するために2016年に発効したパリ条約では、世界の平均気温の上昇幅を2℃未満に抑えることを目指しています。わが国も2050年までに温室効果ガスを80%削減することを長期目標に掲げています。公立鳥取環境大学サステイナビリティ研究所は、このようなグローバルな視点と個別的なローカルな問題意識をもって、地域の独自性を生かし、地域社会の発展や活性化に貢献したいと考えています。当研究所は各研究室の活動と共に学生のプロジェクト研究などを通して、持続可能な地域社会を目指し、次世代のための人材育成を図っていきたいと考えています。同時に、得られた成果を公表して社会に還元したいと願っています。皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

 

横山伸也

 

研究所 所長 横山伸也  よこやましんや

北海道大学理学部化学第二学科卒業後、同大大学院理学研究科化学専攻修士課程を修了。理学博士(北海道大学)。1974年より通商産業省工業技術院公害資源研究所に入所。その後、資源環境技術総合研究所温暖化物質循環制御部・バイオマス研究室長、同所温暖化物質循環制御部長。2001年独立行政法人産業技術総合研究所 中国センター所長を経て、2004年東京大学大学院農学生命科学研究科教授、同大名誉教授に。2011年4月より鳥取環境大学環境マネジメント学科教授に就任。2017年同大環境学部部特任教授、2018年4月よりサステイナビリティ研究所所長。

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