環境学部浅川教授が『「尾﨑家住宅」重要文化財指定記念事業』で講演

環境学部浅川教授が『「尾﨑家住宅」重要文化財指定記念事業』で講演

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最終更新日:2013-10-31

 平成25年10月12日(土) 湯梨浜町で催された『「尾﨑家住宅」重要文化財指定記念事業〜基調講演及び尾﨑家住宅一般公開〜』において、本学環境学部 浅川滋男教授が「尾﨑家住宅と安楽寺」と題し、基調講演を行いました。
 この記念事業の広報は湯梨浜町報のみだったにも関わらず来場希望者が増え続けたため、当初は尾﨑家で予定されていた講演会場を、尾﨑家と小路を隔てた向かいの安楽寺本堂に変更。大広間を埋める約100名の来場者は、講演に熱心に耳を傾けました。
 浅川教授は、足かけ8年におよぶ研究調査の中で家伝書から紐解いた「尾﨑家住宅と安楽寺」の関係について、堅田門徒の道場であったとされる尾﨑家のブツマが安楽寺へと転換していくプロセスを語り、講演の最後に「尾﨑家住宅が、重要文化財指定になったことは大変良かったが、その歴史の対をなす安楽寺にも保護措置を講じるべきであり、まずは登録有形文化財に持っていきたい」と結びました。講演後に行われた一般公開では、20名ずつ順番に主屋の土間、座敷と国指定名勝「松甫園」を見学。浅川研究室の学生達も準備や誘導など協力し、記念事業は成功裡に終了しました。
 浅川研究室では、湯梨浜町教育委員会からの委託を受け平成17年より調査研究を開始。先代ご当主協力のもと、実測調査・写真測量・作図作業はもとより、ヒアリング調査・古い図面の調査・家伝書3篇および家訓書1篇の撮影と解読・復元CGの作成等に尽力し、平成19年3月に成果報告書『尾﨑家住宅―建造物調査報告書―』を発行しました。平成23年3月の県保護文化財指定、平成25年8月の国重要文化財指定にも、この報告書が大きく寄与しました。

講演風景 一般公開見学
安楽寺で行われた講演の様子 尾﨑家一般公開

 

尾﨑家住宅
鳥取県湯梨浜町に在し、1200坪の敷地内に重要文化財指定を受けた建造物(主屋、仏間、土蔵、質蔵、南蔵、米蔵、味噌蔵、物置及び薪小屋、門長屋)の他、計16棟の建造物と、昭和12年に国指定名勝となった「尾﨑氏庭園(松甫園)」をはじめとする3つの庭園で構成されている18世紀中期の古民家。(通常は一般公開されていません)
   
成果報告書『尾﨑家住宅―建造物調査報告書―』
ご希望の方は浅川研究室までメールにてご連絡ください。 メールアドレス asax@kankyo-u.ac.jp
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